日本産ブランドを中東へ、世界へ広げる


中東市場の魅力

① 富裕層が多い

豊富な石油資源に恵まれた中東地域は富裕層が多いことで有名です。
国別の購買力平価を見ると、上位15位までのうち5か国が中東の国で占められており、これらの国がたいへん豊かであることが分かります。

出典)IMF 「World Economic Outlook Database」(2014)

*出典)IMF 「World Economic Outlook Database」(2014)

② 大きな市場規模

富裕層だけでなく、経済規模そのものも大きくなっています。中東及び北アフリカ地域は、イスラム教、アラビア語といった文化的な同質性が高く、さらにGCC(湾岸協力会議)やGAFTA(大アラブ自由貿易協定)といった経済同盟の存在により、1つの大きな市場と見ることができます。MENA*と呼ばれるこの地域の人口は約5億人、名目GDPの合計は約4,000億ドルにも上ります。
*ここでは、IMF 定義からジブチ、モ ーリタニアを除きトルコ、イスラエル、パレスチナ、 西サハラを加えた値を集計

③高い成長率

これらの地域では、子供が多いことを良しとするイスラム教の習慣から人口の増加率が高く、MENA地域の人口は2040年頃にはASEANを抜くことが予測されています。UAEなどの湾岸諸国を筆頭にGDPも成長を続けていることから、成長性が豊かな地域であるということができます。

出典)国連「Word Population Prospects」(2015)

出典)国連「Word Population Prospects」(2015)

UAE(ドバイ)市場の魅力

①優れたビジネス環境

UAEはビジネスがしやすい環境が整っており、世界銀行のDoing Businessランキングでも日本よりも上位に位置しています。
UAEでは基本的に法人税が課税されておらず、また個人の所得税も存在しません。
また、世界でも有数の規模を誇る空港、港が存在していること、世界中にネットワークを持つエミレーツ航空、エティハド航空を擁することなどから物流環境も非常に良い国です。
さらに現地のビジネスマンは英語でのコミュニケーションが可能であり、アラビア語の読み書きや会話ができなくても生活やビジネスで困ることは特にありません。イスラム教の戒律も比較的緩やかであり、外国人向けのホテル等ではお酒を飲むこともできます。

世界銀行のDoing Businessランキング

* 世界銀行「Doing Business 2016」

②中東諸国への影響力

地理的な条件に恵まれ、物流環境も整ったUAEは中東地域のハブ的な位置づけであり、多くの商品がUAE経由で中東諸国に再輸出されています。
さらに、様々なジャンルでの国際的な展示会も頻繁に開催されており、また新しいものが入ってきやすい環境であるため、中東諸国のビジネスマンはUAEで目にしたものを自国にも輸入する傾向があります。
そのため、UAEで商品を展開することにより中東諸国への進出が容易になります。

③インド、アフリカ等 周辺地域への足がかり

UAEにはインドやアフリカから多くの出稼ぎ労働者が訪れています。彼らがUAEで購入した
ものを自国に持ち帰ることで、その国でも同じ商品が広まるという現象も起きています。
また、インドやアフリカで成功しているビジネスマンは、UAEをショーケースとして自国で
のビジネス展開を考えています。
実際に、UAEで開催される展示会にはインドやアフリカ諸国からも多くのバイヤーが訪れています。
インドやアフリカだけでなく、ヨーロッパ諸国からも多くの観光客やビジネスマンがUAEを訪れていますので、ヨーロッパ展開の足掛かりとしてUAE市場を考えることも可能です。

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